持っている車を廃車として売りに出したいのだけれども、完全に故障していて動かすことが出来ない。こういった場合、レッカー車や牽引車が必要になると思われるでしょうが、どうしたら良いか普通は分からないものです。
ここでは、こういった状況でどのようにして売りに出せるか方法をご紹介いたします。
Contents
廃車の流れ
まず結論から言いますと、動かない車であっても廃車として売ることに何の問題もないので、その点はご安心ください。
まずは、廃車を行う際の流れを簡単にご紹介します。
廃車買取の申し込み
とにもかくにも廃車の買取申し込みを行わないと始まりません。なので、初めにするべき事は廃車買取の申し込みを行いましょう!
なお、この際に該当する車が不動車であることを伝えておきましょう。
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車の持ち込みor引き上げ
申し込み後は、業者へ車を持ち込みを行うか、もしくはレッカー車や牽引車の依頼を行うことになります。
ここでは不動車に焦点を当ててご紹介したいので、前者の自走による持ち込みは対象外となります。よって、必然的にレッカー車か牽引車の手配が必要になります。
この手配を自分で行うのか、買取申し込みで勝手に手配してくれるのかは廃車業者次第となりますので、申し込み前に確認を行いましょう。
運輸支局で書類関係の申請
最後に、陸運支局などで廃車の手続き申請を行います。
この工程まで進めば、もはや車が動こうが動かまいが関係ありませんので、詳細な手続きは省略させていただきます。
なお、この手続きに関してもカーネクストさんのような業者であれば無料で代行してくれる場合がありますので、基本的に困ることはないでしょう。
不動車の受け渡し方法
では、ここからは具体的にどのような方法で動かなくなった車の受け渡しを行うのかをご紹介しましょう。
引っ張るか積載するか
冒頭でもご紹介したとおり不動車になってしまっている車はレッカー車もしくは牽引車での移動が必要になります。
そして、どちらに対してどのサービスを利用するかと言うと、判断基準はタイヤが回るかどうかと言う点になります。
タイヤが回る状態であれば、足回りに問題がなく動力源が動かない原因となりますので、牽引車の出番となります。牽引車が動力源の代わりになるだけで、不動車でも移動が可能となります。
対して、タイヤが動かない場合は牽引車で引っ張っても、そのまま引きずって行く事になりますので、この場合はレッカー車が必要になります。もちろん、タイヤが回る場合でもレッカー車の利用は可能です。
運搬費用は?
次に、これらの運搬サービスの費用ですが、個人で手配する場合は100%費用がかかります。どういったサービスを利用するかにもよりますが、引越し業者が車の運搬を受け取ってくれるサービスを提供していたり、シンプルに車の運搬をメインにサービス提供している企業さんがいたりもします。
どの方法を利用するとしても、最低でも1万円はかかってしまう事は覚悟しておきましょう。なお、どのレベルの「動かない」車かにもよりますが、特殊運搬が必要な場合は2万円は余裕で超えてくる可能性があります。

手配の方法
最後に、動かない車の運搬車の手配の方法ですが、よっぽどの事がない限り自分から手配することはないでしょう。
事故を起こしてしまった場合は、加入されている任意保険のサポートデスクに電話をすれば、レッカー車の手配を格安で行ってくれます。
また、自宅や駐車場にある不動車であれば、カーネクストさんの様な廃車買取に依頼されれば、無料でレッカー車を手配してくれるので自分から手配される機会はありません。
補足
任意保険のロードサービスで格安でレッカー車を手配してくれるサービスがあります。ただ、これには条件があり、事故を起こした現場から近くの整備会社への移動のみが対象となります。つまり、自宅にある不動車を買取業者のお店まで運ぶことは出来ません。あくまで、「事故を起こした時のサービス」なのです。
レッカー車が無料の業者で売ろう!
以上のことから、自分でレッカー車や牽引車を手配されることに対して、何のメリットもございませんので、業者選びは慎重に行うようにしましょう。
私の場合、ミニクーパーをおしゃかにした際は、とても自走できる状態ではございませんでした。事故後、任意保険のロードサービスによって一時的に近くの整備工場まで運ばれましたが、カーネクストさんにお願いしてそこまで廃車を取りに来ていただけました。
もちろん、カーネクストさんの場合は買取申し込みと同時にレッカー車の手配が可能です。当然無料で提供されているサービスですので、目一杯甘えさせていただきました^^