費用について

事故車の廃車って費用はどれくらい?事故の程度で切り分けよう

更新日:

私は人生において、大なり小なり何度も車で事故を起こしました。

そのうち2回はかなり大きな事故で車2台を廃車にしてしまった経験もございます。

そのおかげで不名誉で誇れる事ではありませんが、事故車を廃車にする際の費用にも詳しくなってしまいました。

そこで、今回は私自身の経験も交えながら、事故車の場合の廃車費用についてご紹介いたします。

事故車を廃車にする際の必要な費用

比較

それでは早速、事故車の廃車費用についてご紹介いたします。

ただし、ここでご紹介する内容は、あくまでも廃車を行う際にかかる費用についてのご紹介となります。

事故現場から、レッカー車で最寄りの整備工場に移動させる費用などは、今回の廃車費用には含みませんので、ご注意ください。

とはいえ、ほとんどの方は任意保険に加入されているので、整備工場までのレッカー移動はその保険のロードサービスで無料に設定されているでしょう。

事故魔
加入されている保険内容や
その他の要因次第では有料になる
可能性もありますので、そこは
加入されている保険会社まで確認を行いましょう。

(例:高速道路での事故など)

基本的には普通の廃車と費用は同じ

事故車の廃車となると、かなり大掛かりなイメージを持たれるかと思います。

実際、事故の程度にもよりますが、レッカー車の出動がある場合は不安に思われることでしょう。

事故魔
ちなみに、私の場合は病院送りでしたので、レッカー移動される現場は見れませんでした。

ただ、事故を起こしていない車であっても不動車だったり、車検切れの車などを廃車にする際もレッカー車が登場することがございます。

なので、実は事故車であっても車の輸送費自体は不動車などの場合と同じ条件にあるのです。

事故車の廃車費用の一覧

では、事故車の場合の廃車費用はどういったものがかかるのかを見てみましょう。

実際に必要になる項目としては、以下の3点でございます。

  • 車の輸送費(レッカー車)
  • 解体手数料
  • 廃車申請(印鑑証明書代)

車の輸送費

こちらは事故現場からの移動ではなく、事故後に輸送された場所から解体工場までの移動の際に必要になるレッカー車です。

この費用はどういった廃車手続き(後述)をされるかによりますが、ご自身でレッカー車の手配を行われる場合は1万〜3万円ほどの費用が必要となります。

解体手数料

続いては、事故車を解体・スクラップにする際に必要になる費用です。

こちらもどういった廃車手続き(後述)をされるか次第で費用が変動してしまう項目となり、ご自身で解体業者に依頼できた場合は5千〜2万円ほどの解体手数料が必要になります。

廃車申請

最後に、運輸支局で廃車の申請を行うときに必要になる費用です。

事故車の廃車となれば永久抹消登録という廃車手続きとなりますので、運輸支局での手続きで費用がかかるものは、提出書類である印鑑登録証明書の発行手数料300円のみとなります。

ただし、この手続をディーラーなどで手配されてしまうと、申請代行手数料として1万〜2万円の手数料が別途発生してしまいます。

 

事故の程度によっては修理もOK

事故を起こした車は縁起が悪いということで廃車にされる方もいるかも知れませんが、少し待ってください。

見た目はひどい損傷具合でも、意外と安い修理費用で元通りにすることが可能な場合もございます。

例えば、マフラーがボロっと取れてしまった場合であれば、3万円強で交換が可能です。

ドアが丸ごと壊れてしまうような見た目にインパクトのある事故でも、日本車であればドア1枚10万円〜の費用で修理が可能なのです。

もちろん、これが広範囲に広がってしまっているような事故であれば、その費用は莫大になりますので、買い替えがおすすめです。

しかし、それほど広範囲でない場合は、買い替えを行うよりも任意保険適用で修理してしまった方がコスパ的には優れているでしょう。

※任意保険で車両保険をつけている場合。
※全損判定になった場合は、解体一択。

 

事故車の廃車手続きの方法は?

手続きの内容

さて、上記で度々登場している「どういった廃車手続き」という部分について詳しく触れていきましょう。

この「どの方法で廃車するか」の差で、実際に廃車を行う際に必要になる費用も大幅に変動してくるので、かなり重要な部分となります。

ちなみに、上記でご紹介した費用はすべてご自身で廃車の手続きをされた場合でございます。

ディーラーで廃車手続き

まずひとつ目の廃車の方法ですが、ディーラーで廃車手続きをされた場合でございます。

基本的に事故車の廃車をディーラーで行うことは殆どありませんが、事故の程度がそこまで大きくない場合はディーラーで手配される選択肢も登場することでしょう。

この場合は、ディーラー次第で費用が異なる可能性がございますが、車の輸送代廃車申請手続きの項目で費用が発生する可能性が高いです。

まず、輸送代に関しては基本的には費用を請求される可能性が高いでしょう。

ただ、自分で手配する場合よりは安くなる可能性は高く、5千〜1.5万円程を見ておけば大丈夫でしょう。

次に廃車手続きの申請の費用ですが、自分で行う場合は印鑑登録書の発行料300円のみですが、ディーラー依頼の場合は基本的に代行手数料として1万〜2万円前後を請求されます。

つまり、ディーラーで事故車の廃車依頼を行った場合は、総額1.5万〜3.5万円必要になる事になります。

廃車買取業者で廃車手続き

続いては、廃車買取の専門業者の場合でございます。

この場合は、解体・スクラップ手数料はだいたい無料で請け負ってくれるでしょう。

問題は事故車の輸送代と廃車申請手続きの代行手数料でしょう。

この2点に関しては業者によって本当に千差万別ですので、なんとも言えません。

私が2回の廃車の際に依頼したカーネクストさんであれば、全て無料で手配・代行してくれるのですが、それ以外の業者の情報については残念ながら情報がないので、事前に調べておく必要があるでしょう。

事故魔
事故後でバタバタしてしまい時間が取れない場合は、
カーネクストさんに依頼されるのが無難です。

 

事故後は冷静な対応が必要

失敗

以上のことから、事故車であっても廃車の費用が特別増えてしまうような事はございません。

ただし、その事故車の廃車をどのような方法で行うかで発生する費用が大きく変動してしまう事は事実です。

そんな中で、一つ確実に言えることは「ディーラーで廃車は損!」ということです^^

この点に関しては、明確に損してしまうと言えるでしょう。

もちろん、事故後に連絡をしやすいという意味では、ディーラーに依頼されたい気持ちは分かりますが、費用を最小限まで抑えようと思うのであればカーネクストさんに依頼される方法がベストでしょう。

なお、カーネクストの場合、事故車でも買取価格が付く可能性もあるそうですので、依頼して見る価値は大アリでしょう。

1つ星2つ星3つ星4つ星5つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

-費用について
-

Copyright© 事故って廃車にしたった! , 2023 All Rights Reserved.