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廃車の一時抹消登録に必要な書類。自分でする場合と業者に依頼する場合

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車を一時的に廃車状態にしたり、友人に譲る・中古車として売る時には一時抹消登録が必要になります。

この手続き自体は簡単ですが、用意が必要になる書類が通常の永久抹消登録の廃車とは異なります。

この違いを調べるのが面倒という方に向けて、一時抹消登録に必要な書類をまとめました。

自分で一時抹消登録する時の必要書類

一時抹消登録の書類

では早速、自分で一時抹消登録を行う場合の必要書類についてご紹介しましょう。

一時抹消登録の場合は、冒頭でもご紹介している通り解体などを伴う廃車の際に必要になる書類よりも少ない枚数で済みます

車検証ナンバープレート
印鑑登録証明書口座情報

車検証

まずは、車検証です。

これは永久抹消登録であろうと一時抹消登録であろうと、その車の証明の為に必要な書類となります。が、車載されている書類ですので手間としてはかなり楽でしょう。

ナンバープレート

次にナンバープレートですが、これは準備に少し苦労するでしょう。

というのも、入手できる場所は車についているものですので、どこかに出向く必要は全然ないのですが、これの取り外しには素手では到底無理ですので、工具を用意する必要があります。

私のように、家に工具セットを持たれている場合は問題ありませんが、無い場合は工具の購入から始める必要があるでしょう。

印鑑登録証明書

3つ目の必要書類としては印鑑登録証明書が挙げられます。

俗に「印鑑証明」と呼ばれているこの書類ですが、市役所もしくは区役所まで出向く必要がありますので、ある意味一番厄介です。

発行手数料は300円と出費としては安いものですが、いかんせん市役所などで並ぶ必要がありますので、平日に時間がとりにくい方にとっては、なかなか難しい工程となるでしょう。

なお、マイナンバーカードを持たれている方はコンビニで発行が可能ですので、ぜひ利用しましょう!

コンビニでの交付方法

口座情報

最後は都道府県によっても異なりますが、口座情報を持って行く必要がある場合がございます。

これは、一時抹消登録をすることで自動車税の還付金が発生します。

この還付金の受け取り方法の設定を運輸支局での手続きの際に行う仕様になっている都道府県であれば、運輸支局での申請が必要になります。

どちらの場合であっても、口座情報を持って行っておけば二度手間になる事はありませんので、念のため持って行く事をオススメします。

 

一時抹消登録の場合はこの流れ

手続きの流れ

以上が、一時抹消登録の際に必要になる書類の一覧でございます。

それぞれの書類がどのタイミングで必要になるかというと、実は全て運輸支局での手続きの際に必要になるのです。

一般的な廃車(永久抹消登録)の場合は、解体やスクラップの工程が運輸支局の手続きの前に必要になり、その際に追加で用意するものが発生します。

しかし、一時抹消登録の場合は、そもそも車は潰さない廃車申請となりますので、それらの工程をすっ飛ばしていきなり運輸支局での手続きが可能なのです。

これが一時抹消登録の場合に、永久抹消登録よりも必要になる書類が少ない理由となります。

事故魔
ちなみに、自賠責保険と任意保険の解約は

運輸支局での手続き後に別途必要です。

 

買取業者依頼の際に準備する書類

委任状

では、この一時抹消登録を廃車買取業者依頼で行う場合はどうなのでしょうか。

車を自宅保管でされる方が業者を使う事はありませんが、中古車として売りたい方の場合はカーネクストのような廃車買取中古車買取両方を行う事ができる業者を利用されるでしょう。

この場合は、必要書類になにか変化が生じるのか、確認してみましょう。

買取業者利用時の流れ

買取業者を利用する場合は、自分で一時抹消登録の手続きを行う流れとは大きく異なります。

それもそのはず、買取業者を利用する場合は運輸支局に足を運ぶ必要がなくなるのです。

と言いますか、車を引き取りに来られるので、そもそも外出する必要もなくなります。

印鑑登録証明書の発行の為の外出は必要です。

なので、業者利用時に必要になる書類を準備したら、後は車の引き取りを待つのみとなるのです。

事故魔
人混み&待ち時間が嫌いな私からすれば

メチャクチャ有難いサービスです^^

業者依頼時の必要書類

では、買取業者利用時の一時抹消登録のための書類は、具体的に何が必要になるのでしょうか。

その一覧は以下の通りです。

車検証ナンバープレート
印鑑登録証明書口座情報
委任状リサイクル券
自賠責保険証書

そうなのです。

実は圧倒的に手続きの手間は減るのですが、準備が必要な書類は増えるのです。

とはいえ、必要書類の枚数は増えましたが、それぞれの準備にかかる時間は凄まじく短いので、これでもまだメリットは充分にあると言える状態です。

委任状

まずは、委任状です。

これは運輸支局での一時抹消登録の手続きを第三者が代行する事を承諾するための証明となります。

一見、堅苦しい書類が必要に思われるでしょうが、実はそういった事はなく必要事項さえ記載があれば手書きの紙でも充分に効力を発揮できるのです。

書類の書き方
廃車手続きの委任状の様式と書き方。必要項目や注意点をご紹介

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リサイクル券

続いてはリサイクル券となります。

これは基本的に車検証などと一緒に保管されているものですので、手間隙という面ではほとんどデメリットにはならないものでしょう。

自賠責保険証書

そして最後に自賠責保険証書となります。

この証書も車に積載が必要とされているものですので、基本的には車検証と一緒に、もしくは近くに保管されているものですので、手間が増えるといった事にはならないでしょう。

むしろ、自賠責保険の解約手続きを代行してもらえますので、手間としてはむしろ省かれた状態になりますので、こちらとしてはメリットになり得るでしょう。

 

一時抹消登録も業者依頼でメリットあり!

永久抹消登録など、解体業者の手続きなどが必要な場合は廃車買取業者を使うメリットは明確に判断できるでしょうが、一時抹消登録の場合はそのメリットが地味ですので、あまり目立つ事はありません。

しかし、前述に記載の内容から、一時抹消登録の手続きをされる場合であっても、買取業者を利用される事でかなりの手間を省略する事ができるとお分かりいただけるでしょう。

加えて、車の買取も伴いますので、代行を無料で行ってもらえるだけではなく、買取価格を受け取る事ができるので金銭面でも得をする事が可能になるのです。

ここで紹介している買取業者はカーネクストの事です。他の業者だと異なる内容がある可能性もありますので、その点はご留意ください。

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