車を廃車にする場合、ほとんどの方が廃車買取業者を利用されるでしょう。
しかし、人生でそう何度も廃車買取に出す機会はないでしょうから、どう言った手続きが必要かは知らないのが普通でしょう。
そこで、ここでは廃車買取の手続きについてご紹介いたします。
Contents
廃車買取の大まかな流れ
まずは手続きの説明を行う上で、事前に把握しておかないと意味がわからなくなる可能性がございますので、先に廃車買取の大まかな流れをご紹介いたしましょう。
なお、自分で廃車の手続きをする場合は大変な流れになりますが、廃車買取の場合は廃車手続きの大部分を代行してもらえますので、その点はご安心ください。
申し込み
兎にも角にも、まずは廃車買取の申し込みが必要になります。
申し込みを行う事で、初めて廃車に向けて業者が動き出してくれます。
査定・契約
次に申し込みを行った後は、車の詳細な情報から買取金額の査定が行われます。
カーネクストのように電話窓口で査定額を提示してくれる業者もいますし、実際に家まで査定に来てグチグチ価格交渉を行う業者もございます。
どちらにしても、提示された最終的な査定額から契約するかどうかの判断を行います。
必要書類の準備
査定額を確認して契約を決断された後は、車の廃車手続きに必要な書類の準備を行います。
当然、この準備は車の引き渡し日までに準備する必要があります。
車と書類の引き渡し
車の引き渡し日当日には、基本的には立ち合いありで車の引き渡しを行います。
この際、事前に準備しておいた書類も一緒に引き取り担当者に渡す事になります。
入金を待つのみ
後は、買取額の入金を待つのみです。
基本的に口座振込である事がほとんどですので、本当にただただ待つのみとなります。

手続きが必要な工程とその方法
では、上記の流れを踏まえて、こちら側ではどういった手続きが必要かをご紹介いたします。
とはいえ、上記を見ていただければどの工程で手続きが必要かは判断できますでしょうが、念のためと更に詳細情報をお伝えするためにご紹介いたします。
申し込み&査定
まずは申し込み&査定の工程です。
ここでの作業としては、申し込みフォームに車の情報を入力する、もしくは直接カスタマーセンターに電話をかけるという内容です。
正直なところ、フォームに車の情報を入力するのは面倒ですので、電話でお問い合わせする方が断然楽といえるでしょう。
また、前述で少し触れましたが、査定に関しては業者によって注意が必要です。
私が2回の廃車とも依頼をお願いしたカーネクストであれば、電話窓口で車の情報を伝えればその場で最終的な査定額を提示してくれますので、自宅に招く事なく最終決断が可能です。
これに対して、多くの業者の場合は電話窓口で高めの値段を伝えて、自宅への訪問査定の際に減点方式で減額していく方式を採用されているので、対応が面倒なだけでなく押し切られて安い買取額になってしまうリスクがあるのです。
なので、この2点については事前に把握し、対応策を練っておくべきでしょう。
必要書類の準備
次に必要書類の準備ですが、この部分が廃車買取の中でも一番面倒くさい手続きが必要になる工程です。
ただ、「面倒くさい」と言っても、行う事は非常に単純ですので、そこまで心配される必要はありません。
というのも、廃車の際に必要な書類のほとんどは、そもそも車に積載されているものがほとんどなのです。
車検証 | リサイクル券 |
ナンバープレート | 自賠責保険証書 |
これに加えて、自分で用意する必要があるのは「印鑑登録証明書」と「委任状」の2点のみとなります。
印鑑登録証明書はお住いの市区町村の役所で取得が可能で、唯一これが面倒です。マイナンバーカードを持っている場合は、コンビニで発行が可能ですので手間を省く事ができますが、そうでない場合は役所へ出向く必要がございます。
次に委任状に関しては、書式などに決まりはないので、手書きの委任状で大丈夫です。なので、手間という面ではそこまで負担はかからないでしょう^^
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車と書類の引き渡し
最後に車と書類と引き渡しの手続きです。
ここは単純に引き渡しの様子を立ち会い、事前に準備している書類を渡すだけですので、手続き内容としてはほぼ突っ立っているだけですね^^

その後は、ひたすら買取金額と自動車税(還付金)が指定している口座に振り込まれるのを待つのみとなります。
還付金を徴収する業者もございますので、事前に要確認です。
書類の準備は少し面倒だが、難しい手続きは皆無!
以上が、廃車買取の際の手続きの全容でございます。
なお、上記はカーネクストを例に作成しております。
なので、業者によっては運輸支局での手続き代行を行っていなかったり、必要書類が増える可能性もございますので、ご留意ください。
カーネクストと同じ方法で廃車買取を行っている業者は、廃車手続きの手間を大きく省略できるというメリットを持っていますので、このような少しの手続きで廃車が可能となっています。
一番面倒な手続きとしても印鑑登録証明書の取得レベルですので、基本的に手続きに詰まってしまう、進められないと言った事は起きないでしょう。
また、何か困った事があればカーネクストの受付時間も長めに設定されているので、手軽に相談も可能でしょう。