車の廃車の際には抹消登録が必要になりますが、実は抹消登録には2つの種類がございます。
一時抹消登録と永久抹消登録です。
どのような廃車方法を希望しているかで、どちらの抹消登録を選択をするべきか異なり、更には税金にも影響がでる項目となります。
ここでは、この2つの違いについてご紹介いたします。
Contents
一時抹消登録とは?
まずは、一時抹消登録についてお話ししていきます。
この抹消登録は文字のそのままの意味で、「一時的に」抹消を行う廃車方法となります。
では、具体的にはどういったケースで利用される方法なのかを見ていきましょう。
一時抹消登録を行うケース
この一時抹消登録を行った場合、車自体と所有者の紐付けが解除された状態になります。つまり車の存在自体は国に認識されてい状態で、所有者が空になっている状態になるのです。
よって、今後誰かが再び所有者として登録する事ができる状態として残っている事になります。
実際にこの抹消登録を行う例としては、中古車として売りに出す際などが一番多いケースでしょう。
他にも、所有者の情報を家族の名義へ変更する際に一時抹消登録を行うケースや、友人や知人に譲る時、他には長期的な出張などで年単位で車の利用がなくなる場合などに手続きされる登録方法となります。
税金に影響
なお、この一時抹消登録に関しては、税金にある程度影響が出る手続きとなります。
車を所有している状態では、税金として自動車税と重量税の2つが課税され続ける事になります。
自動車税は車を所有している事に対する課税で、重量税は車そのものに対する課税となります。
なので、一時抹消登録を行った場合は、所有者がいない状態となりますので、再度誰かが所有者になるまでは自動車税は課税がストップします。
しかし、車自体は存在し続けているので、重量税は継続的に請求されるので課税がストップすることはありません。

一時抹消登録から再登録までの間に課税が来ることは
ほとんど無いです^^
なお、この場合は自動車税の課税がストップするだけではなく、前払いで支払っている自動車税の残月分を還付金として受け取る事が可能です。
永久抹消登録とは?
一時抹消登録に対して、今度は永久抹消登録のご紹介です。
今度は一時的な抹消ではなく「永久的な」抹消となります。
そうなると自然とどういったケースで該当するかは予想できるでしょう^^
永久抹消登録を行うケース
この永久抹消登録を行うケースとしては、車を解体・スクラップにされる際に手続きされる申請方法となります。
むしろ、永久抹消登録のほとんどがそうなるでしょう。
他にもごく少数の例となりますが、車をアトラクションやインテリア、簡易的なお店に改造される場合も永久抹消登録の手続きが必要となります。
なお、永久抹消登録は車の存在自体を抹消する手続きですので、申請完了後に「やっぱり車として使いたい」となっても再登録はできず、二度と公道を走る事が出来なくなるのです。
還付金が受け取れる
続いて、永久抹消登録の際の税金に関する情報です。
一時抹消登録の場合は自動車税の還付があり、重量税は継続課金となりましたが、永久抹消登録の場合は異なります。
前述の通り永久抹消登録では車の存在自体がなくなる事になりますので、自動車税に加えて重量税の課税も無くなります。すなわち課税されるものは0ということです。
更に、還付金としても自動車税と重量税の両方の前払い金を受け取ることが出来るので、一時抹消登録よりも多くのお金が手元に残ることになるのです。
-
廃車後に還付金を受け取るための手続き方法。2つの税金でそれぞれ紹介
続きを見る
とはいえ、支払った金額以上の還付金になることはないので、返ってくる金額にはそこまで期待されない方が賢明でしょう。
どちらが良いかは業者任せがベスト!
さて、上記で一時抹消登録と永久抹消登録の違いについてはご理解いただけたかと思います。が、結局どちらで登録するべきか分からないという方も、少なからず出てくるでしょう。
というのも、車の廃車を考えていて、古い車であるがまだまだ現役で利用出来る状態の場合は、中古車として売るのが良いのか解体してしまうのが早いのか微妙なラインだと思います。
中古車買取店と廃車買取業者の両方に自宅まで査定に来てもらう方法で、どちらが得になるかは判断できるでしょうが、営業トークを展開しまくる業者相手に2回も対応するとなると気疲れはハンパ無いでしょう。
そういった時は、私も利用したことのあるカーネクストさんにお任せするのが一番賢い選択です。
カーネクストなら一時抹消登録も永久抹消登録も
カーネクストは廃車買取業者でありながら、メンテナンス後に中古車として再販できる販路を持っているので、もし自分の車が中古車として価値があると判断された場合は買取価格もそれなりの値段をつけてくれて、一時抹消登録の代行まで無料でしてくれるのです。
もちろん、解体行きとなった場合も無料のレッカー移動に加えて、永久抹消登録の無料代行が可能ですの。
そういった点から、基本的にカーネクストに依頼されれば、一時抹消登録・永久抹消登録のどちらに転んだとしても、損をすることが無いのです。

その点は安心してオススメできます^^
-
廃車を売りたいならどこがオススメ?私が2回も依頼した業者をご紹介
続きを見る